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ホッキ貝の食べ方 | 基本・旬・産地・下処理等を合わせてご紹介


こんにちは!震災後Uターンして水産の世界に飛び込んだヒロヨシです。
皆さん、ホッキ貝はご存知ですか^^?

ホッキ貝は、北海道、青森、三陸地方等では定番ご当地グルメとして知られる2枚貝です。
地域の直売上や市場で、比較的簡単に手に入れる事ができるんですよ。

そこで気になるのが下処理の方法や食べ方。

今回は、そんなホッキ貝の基本情報と合わせてご紹介使用と思います♪

目次

1.ホッキ貝とは
 1.ホッキ貝の基本情報
 2.旬と産地 
 3.砂抜き 
 4.食べられない部分(ウロ)
 5.保存方法
 6.栄養価

2.下処理と剥き方
 
3.食べ方・定番料理
 1.刺身(生)
 2.刺身(湯引き)
 3.カレー 
 4.ホッキ飯

4.まとめ

5.当店のホッキ貝


ホッキ貝とは


ホッキ貝


ホッキ貝の基本情報

ホッキ貝

ホッキ貝は正式名称を「ウバガイ」という、バカガイ科の2枚外です。
とても長生きする貝から、姥貝(ウバガイ)と呼ばれているそうですよ。※諸説あります。

同じ科にはバカガイ(青柳)、ミルガイ等が属していて、総じて味が良い事で知られています。
湯通しした姿で流通する場合も多く、先っちょがピンク色に染まった姿を見かけた事があるのではないでしょうか。


宮城県では、ホッキ貝を使った炊き込みご飯の「ホッキ飯」が有名で、観光資源として重宝されています。


旬と産地

ホッキの旬は産地によって変わります。

苫小牧(北海道)の漁期が7~4月、
三沢(青森県)の漁期が12月~3月、
相馬の漁期が1月~6月

程度となっています。※シーズンによって異なる場合あり
初夏から抱卵が始まる為、冬~初春の寒い時期のものが肉厚で味が良いとされています。


砂抜き 

ホッキ貝は砂泥地に生息しているため、多くの砂を含んでいます。
そのまま貝焼きにしたらジャリジャリで美味しくない、、なんて経験をした事はありませんか?

通常の2枚貝なら塩水につけて一晩置く、等の砂抜きをするのが一般的ですが、ホッキ貝は完全に砂を抜く事が難しくなっています。

もっともベストな方法は、「殻から身をはずす+内臓を除去して水洗い」です。
ホッキ貝の内臓は食べない方が良いとされているので、上記の方法で大方の砂は除去する事ができます。

砂抜き=下処理くらいに考えていただければ失敗は無いかと思います。


食べられない部分(ウロ)

ホッキ貝ウロ

ウロとは、ホッキの内臓(開いたときに見える黒い部分)です。
上記でご説明したとおり砂が入っていたり、味もあまり良くないので取り除いてしまいましょう。


保存方法


冷蔵保存

ホッキ貝保存方法

ホッキ貝の生命力は強く、冷蔵庫で
①剥き身の状態で3日
②貝がついた状態で1週間

は生きていると言われています。

※あくまで目安です。身がドロンと伸びきって元気が無い場合は、生食を避けて過熱調理をしてから食べましょう。

冷凍保存

ホッキ貝冷凍保存

ホッキ貝を長期間保存する場合は、冷凍保存をオススメします。
ポイントは、下記の2点です。

①湯通する
②内臓(ウロ)を除去する。

ホッキ貝は、生のまま冷凍すると繊維が壊れてしまい、解凍後に味が著しく落ちてしまいます。
湯通しする事で繊維が破壊される事を防ぎ、内臓(ウロ)を除去する事で臭みを抑えます。


栄養価

ビタミンB12

ホッキ貝は、野菜からは摂取しづらいビタミンB12がとても豊富です。
巨赤芽球性貧血の改善、神経機能の正常化、傷のついた末梢神経の治療等の効能が期待されます。


タウリン

ホッキ貝には、タコやイカに含まれているといわれるタウリンが豊富に含まれています。
タウリンは肝機能向上、動脈硬化予防、コレステロール値の改善、などの効果があります。


下処理と剥き方

ホッキ貝下処理

1.ほっき貝の殻をよく見ると呼吸をする水管を出すための隙間があります。


ホッキ貝下処理


2.この隙間からほっき剥きを差し込んで、ちょうつがいの方へナイフを進めて貝柱を切ります。


ホッキ貝下処理


3.反対側も同様に貝柱を切ります。


ホッキ貝下処理


4.殻を開き薄膜の後ろにある四隅の貝柱をナイフで切り、身を丸ごと引き出します。


ホッキ貝下処理

5.水管を切り落とします。


ホッキ貝下処理
6.身とヒモを切り離します。


ホッキ貝下処理
7.ヒモの周りの黒い部分を指で摘んで取り除きます。


ホッキ貝下処理
8.ヒモの薄皮の部分を、包丁で取り除きます。


ホッキ貝下処理
9.足の部分に切れ目を入れ中から内臓を取り出します。


食べ方・定番料理

刺身(生)

ホッキ貝刺身

新鮮なホッキ貝を手に入れたら、まずはお刺身で♪


刺身(湯通し)

ホッキ刺身湯引き

一般的にスーパー等で並ぶホッキ貝は、熱が加えられピンク色に染まった姿が主流です。
ホッキは旨み成分である天然のアミノ酸が豊富で、熱を加えると甘みがさらに引き立ちます。

ご自宅でやる場合は、塩分濃度2%程の塩水で色が変わるまでさっとお湯にくぐしましょう。


ホッキカレー 

ホッキカレー

北海道等ではとてもメジャーなホッキカレーです。
ホッキの濃厚な旨みを感じる、いつもとは違うカレーですよ♪

>ホッキカレーのレシピはコチラ


ホッキ飯

ホッキ飯

宮城県山元町、亘理町では観光資源にもなっているホッキ飯です。
柔らかく煮込んだホッキ貝のアクセントと、濃厚な出汁がクセになる一品!
是非一度食べていただきたいです♪


>ホッキ飯のレシピはコチラ


天ぷら

ホッキ天ぷら

以外と知られていないのが、ホッキ貝の天ぷらです。

相馬ではとてもポピュラーで、甘さと食感がとても良いのでオススメです♪


まとめ

ホッキ貝のあれこれをご紹介していきましたが、いかがでしたか^^?

最近ではスーパーでも見かけるホッキ貝。
出会うことができたら、是非ご自分で下処理して食べてみて下さいね♪

正しく磨いたホッキ貝は、想像を絶する美味しさですよ~!

それでは良いお魚ライフを~>゚))))))))))))))))>=<


当店のホッキ

ホッキ貝おとりよせ

オンラインショップにてホッキ貝の加工品を多数取り扱っております!
全て調味料にまで拘っておりますので、是非とも覗いていってください♪

高橋大善

高橋大善

震災後の2014年に東京からUターンしてお魚屋さんになりました。 愛するお魚と地元の為、面白い記事を頑張って書きます! 最近フードコーディネーターの資格を取得いたしました^^

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