
皆さんこんにちは!
相馬のおんちゃまオンラインショップ、店長の高橋です。
今回はヒラメの食べ方をまとめてご紹介しようと思います。
平べったい見た目がカレイとそっくりですが、味わいは全く違うお魚です。
カレイが大衆魚に対し、ヒラメは全国的に高級なお魚で、主に寿司屋、日本料理店などに出荷されています。
しかし、養殖技術や稚魚の放流、輸入等の発達で、スーパーでも普通に見かけるようになってきました。
そこで気になるのが食べ方。
ヒラメといったら、刺身で食べるのが一般的ですが、他の食べ方も沢山あるんですよ。
今回はそんなヒラメの食べ方をまとめてみようと思います。
ヒラメのおススメ食べ方8選
まずは刺身で

とは言ったものの、良いヒラメが手に入ったらまずはお刺身で食べてみましょう。
活締め(活締めの詳しい記事はコチラ)されたヒラメや、釣りの活ヒラメ等が刺身におススメです。
活ヒラメの場合、新鮮な状態でおろしてから1日寝かせると旨みが出てきます。
昆布〆

余ったお刺身で作って欲しいレシピその1です。
スライスした刺身を昆布で挟むだけで作れる昆布〆。
昆布に挟んで寝かせる事で水分が抜け、昆布の旨みが入ります。
程よい弾力と、昆布の香りと旨みでまた違った味わいを楽しみましょう。
余ったお刺身で実践してみて下さいね。
漬け丼

余ったお刺身で作って欲しいレシピその2です。
醤油2、料理酒2、みりん1を混ぜ合わせて煮切りしたタレで漬けるだけ。
出汁汁をかけるとお茶漬けにもなってしまうという優れものです。
カルパッチョ

余ったお刺身で作って欲しいレシピその3です。
和食に飽きたら、次はカルパッチョは如何でしょうか。
一番シンプルなものだと、オリーブオイルと塩を振り掛けるだけで出来ますよ。
私のおススメはレモン。
スライスした刺身の上に塩、オリーブオイル、レモン汁(小さじ2程度)を振り掛けるだけで、爽やかで美味しいカルパッチョの完成です。
ムニエル

生食の次は、加熱レシピに行ってみましょう!
まずはムニエルから。
一般的なヒラメのムニエルは「舌平目」を使う事が多いですが、本種のヒラメでも美味しく作れます。
サイズの大きいヒラメ(6kg以上あたり)は筋が固く刺身に向いていませんが、肉厚で脂や旨みの強い為ムニエルに向いていると言えます。
つみれ

ちょっと勿体無い気もしますが、つみれにしても美味しく召し上がれます。
私は端材などを集めて、少量の肝、酒、片栗粉を混ぜ合わせて丸め、お吸い物にします。
つみれからも旨みと脂が染み出して、風味豊かなお吸い物になりますよ。
エンガワキムチ

一匹から僅かしか取れないエンガワですが(エンガワの詳しい記事はコチラ)、余ってしまった時に困ってしまいます。
脂が強いので、漬け丼や昆布〆にも向かないし、焼いて食べるのはおススメしません。
そんなときは、キムチにしてみましょう。
市販のキムチの素or市販のキムチ、ニンニク、を混ぜ合わせるだけ。
ご飯の上に卵黄と一緒に乗せてお召し上がり下さい。
骨せんべい

捌いた後に残った骨は骨せんべいにしてみましょう。
作り方は、水分が抜けるまで干して、低温の油で揚げるだけ。
カルシウムたっぷりのお手軽オヤツです。
※大型のヒラメの骨だと、硬すぎて美味しく食べられません。3キロ以下程度のヒラメで作るのがおススメです。
まとめ
ヒラメの食べ方、如何でしたか。
もちろんお刺身も美味しいですが、手を加える事でまた違った味わいをお楽しみいただけますよ。最近ではお手軽にヒラメを買えるお店も増えているので、見かけたら是非試してみて下さいね。
それでは良いお魚ライフを~!

水産加工会社の2代目/フードコーディネーター
震災後の2014年に東京からUターンしてお魚屋さんになりました。 お魚の雑学や、お魚を使ったレシピ等、「魚」にまつわるコンテンツを日々発信中!