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【体に良い海藻】アカモク(ギバサ)の効果とは?成分・食べ方を大公開

こんにちは!震災後Uターンして水産の世界に飛び込んだヒロヨシです。
皆さん、アカモクという海藻をご存知ですか?

近年、健康食品としてブームを起こしている海藻類ですが、その中でも一段と注目されているのがアカモクです。
見た目はモズク等の海藻と同じに見えますが、実は驚きの栄養をもっているのです!

最近では、TV番組の「たけしの家庭の医学」でも紹介されました。

今回はそんなスーパーフードのアカモクを特集したいと思います。


目次

1.アカモクとは 
 1.アカモクの基本情報
 2.アカモクの成分
  1.フコイダン
  2.フコキサンチン 
  3.食物繊維
  4.ビタミンK
  5.ポリフェノール
 3.産地
 4.旬と収穫時期 
 5.ヒ素に注意!

2.アカモクの効果
 1.花粉症等に対する抗アレルギー効果
 2.内臓脂肪の燃焼効果
 3.抗がん効果
 4.アンチエイジング効果
 5.食べる量は?

3.アカモクの食べ方 
 1.生アカモクの下処理
 2.佃煮
 3.とろろ
 4.天ぷら
 5.味噌汁
 6.酢の物 
 7.うどん 
 8.納豆

4.まとめ

5.当店のアカモク

アカモクとは 


アカモクの基本情報

アカモク


アカモクとはホンダワラ科ホンダワラ属の海藻です。
秋田県ではギバサと呼ばれ、古くから親しまれていました。

主に富山県、新潟県、山形県、秋田県などで食べられる地域的な海産物でしたが、その類稀なる栄養価が注目されて今や全国に出荷されています。


クセが全く無く、どんなお料理に合わせられるのも魅力の一つです。


アカモクの成分

アカモクの成分

アカモクが注目されている理由として、その類稀なる栄養価があります。
この項目では、そんなアカモクの栄養素を紹介していきます。


フコイダン

フコイダンは、アカモクを含む海藻類のネバネバに含まれる硫酸多糖の一種です。
近年、世界中で研究が進んでおり、美容や健康に役立つ様々な効果が解明されています。

効能としては、


①免疫力の向上
②健胃作用
③抗アレルギー効果
④肝機能向上


等の効果が得られるという研究結果がでています。

フコキサンチン

フコキサンチンは、天然の色や香り、苦味成分などの元となっている化学物質です。
アカモクを始めとする多くの褐藻類に見られる赤色の成分となります。

最近の研究により、多くの傑出した効能を持つことが明らかにされてきました。

効能としては、


①抗がん効果
②脂肪燃焼作用
③糖尿病の予防
④美肌効果
⑤アンチエイジング効果


等の効果が得られるという研究結果がでています。

食物繊維

アカモクには、主要の海藻類の中でも随一の食物繊維含有量を誇っています。
食物繊維はビフィズス菌等を増やし、腸内環境を整える作用があります。

ビタミンK

アカモクはビタミン類が豊富に含まれています。
その中でも注目して頂きたいのが、「ビタミンK」です。

ビタミンKは「止血のビタミン」とも呼ばれ、血液の凝固に関与する大切なビタミンです。
ビタミンKが不足すると、皮下出血や粘膜出血などの出血性トラブルが起きやすくなってしまいます。

また、骨粗しょう症にも効果があると言われ、骨の形成を促進して骨や歯茎を丈夫にする働きがあります。

ポリフェノール

ポリフェノールとは、植物の光合成によって生成される植物の苦み、渋み、色素の成分となる化合物の総称です。
抗酸化力に優れ、悪玉コレステロールの増殖抑制などに役立つとされています。

ココア、チョコレートが有名ですね。

アカモクは他の海藻や野菜と並べても突飛した含有量を誇ります。


産地

アカモク産地

アカモクは全国に自生していますが、古くから食べられている、新潟県、秋田県、富山県の生産量が比較的多くなっていました。
しかし、近年の需要の増加から、全国で漁獲が始まっています。

宮城県産のアカモクもその中の一つです。


旬と収穫時期 

アカモク旬

アカモクは秋から冬にかけて生長し、本州中部では冬から春に成熟します。※時期は地域によって異なります。
アカモクのネバネバ成分(フコダイン等)は、生殖器床が出現する成熟期が最も多いとされていますので、結果的に旬は春先(4月~5月)となります。


ヒ素に注意!

アカモクは絶対に生食をしてはいけません。
何故ならば、アカモクはホンダワラ科に属する海藻なので、無機ヒ素の割合が高くなっているのです。
ヒ素が含まれた身近な食材だと、ひじきが有名ですね。

ヒ素は茹でる事で除去する事ができるので、必ず処理を行いましょう。



アカモクの効果

花粉症等に対する抗アレルギー効果

アカモク花粉症


アカモクに含まれるフコイダンには、花粉症を含むアレルギーに効果があるとされています。
フコイダンには免疫機能を正常に整える作用があり、過剰な抗体の生成を抑えてアレルギーを予防・緩和する効果する事ができるのです。


内臓脂肪の燃焼効果

アカモク痩せる

アカモクに含まれるフコキサンチンには、脂肪を燃焼される効果があるとされています。

脂肪を蓄える細胞には「褐色脂肪細胞」と「白色脂肪細胞」の2種類が存在します。


前者の褐色細胞には、脂肪を燃やす事のできる「UCP1」と呼ばれるタンパク質を持っていますが、後者の「白色脂肪細胞」にはそのUCP1が存在しません。


太りづらい人は、この褐色細胞の働きが活発だからだと言われています。

しかし、フコキサンチンの摂取によって白色脂肪細胞にもUCP1が発現する事が判明したのです。
このような作用が発見されたのは、アカモクのもつフコキサンチンのみです。


抗がん効果

アカモク抗がん

アカモクの効能の中でも、最も注目を集めているのが抗がん作用です。
アカモクに含まれるフコイダンには、ガン細胞と闘うNK細胞を活性化する事ができるのです。

また、ガン細胞を自滅させる「アポトーシス」に誘導し、ガン細胞が増えるために必要な血管の新生も抑制する事ができます。

今後の研究結果によっては、手術や抗がん剤に代わる薬剤やサプリメントが開発されているかもしれません。



アンチエイジング効果

アカモクアンチエイジング

アンチエイジングとは、肉体の老化を抑える事を言います。
アカモクに含まれるフコキサンチン、ポリフェノールには強力な抗酸化作用があります。

細胞の老化、血管の炎症等を防ぎ、動脈硬化などの生活習慣病を予防して体を若々しく保つ事に繋がります。


食べる量は?

アカモクの摂取目安は、一日30gくらいとされています。
食物繊維が多く含まれているので、多量に摂取すると下痢等の原因になるからです。

アカモクに含まれる栄養素は、1日10g程度から効果が得られるといわれているので、まずはそのくらいから始めるのが良いでしょう。

また、甲状腺ホルモンの元となる「ヨウ素」が多く含まれているので、甲状腺系に病気のある方は注意しましょう。



アカモクの食べ方 

アカモク自体には殆ど味が無いので、様々な調理法にて楽しむことができます。
今回はその中でもオススメ料理をご紹介します!

生アカモクの下処理

アカモクは生のままだとヒ素を有しているので、必ず加熱する必要があります。

①水で洗う。
生のアカモクには泥などの不純物がついています。水道水で綺麗になるまで洗いましょう。

②中心の茎から、葉だけを取り出す。
アカモクの茎は固くて食感が悪いので取り除きましょう。
先端から根の方向に、手でしごくようにすると簡単に取り外せます。

③取り出した葉の部分だけをすすぎ洗いする。
取りきれなかったゴミを取り除くために、すすぎ洗いしましょう。

④たっぷりのお湯で茹でる
色が緑色に変わるまで湯がきます。おおよそ数十秒です。

⑤流水で冷やす
湯がいたアカモクをザルにあけ、流水で冷やします。

⑥水を切って完了
ペーパータオル等で水を切れば完了です。様々なお料理にお使い下さい。


佃煮 

アカモク佃煮

海苔のように、佃煮にするとご飯にもあいます。

材料

アカモク(下処理済み)・・・300g
生姜・・・1カケ
醤油・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ3
味醂・・・大さじ3

作り方

①あわせた調味料とアカモクを鍋にいれます。
②沸騰するまで強火で、沸いたら弱火にして煮詰めます。
③好みの水気になったら火をとめて完成です。


とろろ+

あかもくとろろ

茹で処理をしたアカモクに、とろろを足しました。

ネバネバが合わさってとっても美味♪


納豆+

アカモク納豆

上記に続き、ネバネバコラボです。
栄養満点です!


味噌汁

アカモク味噌汁

食べる直前に、味噌汁にアカモクをちょい足し!

とろとろ食感の新しい味噌汁です^^


酢の物 

アカモク酢のもの

さっぱりと食べられる、アカモクの酢の物です。



まとめ


話題のスーパーフードのアカモク、いかがでしたでしょうか^^?
味も良く、効能が沢山あるアカモクは、是非毎日の食卓に並べていただきたい海産物です♪

調理法も沢山あるので、是非お試し下さい!
それでは良いお魚ライフを~>゚))))))))))))))))>=<


当店のアカモク

アカモク通販

WEBショップにてアカモクを販売しておりますので、是非ご利用下さいませm(_ _)m


高橋大善

高橋大善

震災後の2014年に東京からUターンしてお魚屋さんになりました。 愛するお魚と地元の為、面白い記事を頑張って書きます! 最近フードコーディネーターの資格を取得いたしました^^

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