こんにちは!震災後Uターンして水産の世界に飛び込んだヒロヨシです。
皆さん、マトウダイをご存知ですか^^?
まるで北斗の○に登場しそうな、いかつい見た目のお魚ですね(笑)
こんなイカつい見た目をしておりますが、実はとっても美味しいお魚なのです!!
今回はそんなマトウダイ(バトウダイ)を紹介しようと思います♪
目次
マトウダイとは
マトウダイの基本情報
ご存知の方は少ないであろうマトウダイ。
水揚げ量が少なく流通もそれほど無いため、あまり知られていないません。
しかし、西洋ではとってもポピュラーなお魚でシタビラメと並ぶムニエルの代表的なお魚です。
ヨーロッパではサン・ピエールと呼ばれ、高級食材として取引されています。
名前の由来は、体中央の反転が的に見えることからきた「的鯛(マトダイ)」と、
口が伸びて馬面な事から「馬頭鯛(バトウダイ)」、
2つの由来があります。
旬
マトウダイの旬は秋~冬の寒い時期です。
産卵前で抱卵したマトウダイはとっても美味!
魚はどのお魚も抱卵前が栄養を1番蓄えていて一番食べごろなのです^^
食べ方と料理法
刺身
新鮮なマトウダイが手に入ったらお刺身で食べてみましょう!
淡白な味わいの中に、程よい旨みがと微かな甘みが混在しています。
食感もモチモチ!
癖がまったく無いので、お魚が苦手な方やお子様にもオススメです♪
また、昆布締めにして旨みをプラスしてもとっても美味しいですよ^^
ムニエル
もっともポピュラーな食べ方といったらムニエルです。
お魚屋さんに並んだマトウダイを買った場合は、是非こちらをお試し下さい。
淡白で程よい旨み甘みは加熱しても無くならず、食感はとても柔らかくなります。
マトウダイをもっとも生かす調理法といっても良いでしょう!
焼き魚
味に加えて、小骨が無く骨から身が剥がれやすいのも魅力なマトウダイ。
焼き魚にすればとっても食べやすい焼き魚がお召し上がり頂けます。
淡白なので調味料で味を足しても美味です♪
肝が旨い
マトウダイの味を語る上で外せないのが肝です。
冬のマトウダイの肝はとっても大きくなり、脂も乗っています。
新鮮な肝が手にはいったら、お刺身の肝醤油にしてみたり、鍋に入れてみてください^^
まとめ
マトウダイの魅力、お伝えできたでしょうか^^
水揚げが少ないため、マイナーなお魚になっておりますが、そのポテンシャルは大衆魚に全然負けていませんよ!!
お魚屋さん等で見かけたら、是非トライしてみてくださいね♪
それでは良いお魚ライフを~>゚))))))))))))))))>=<
水産加工会社の2代目/フードコーディネーター
震災後の2014年に東京からUターンしてお魚屋さんになりました。 お魚の雑学や、お魚を使ったレシピ等、「魚」にまつわるコンテンツを日々発信中!