こんにちは!相馬のおんちゃまオンラインショップ、店長の高橋です。
突然ですが、あんこうのともあえという料理をご存知ですか?
ぱっと見、何だかよく分からない食べ物ですね、、(笑)
しかし、見た目に騙される無かれ。
アンコウの身と肝が味噌にマッチした、すごく美味い郷土料理なんです。
個人的にすごく大好きなので、ちょっとエコヒイキな記事を書かせて頂きます!笑
目次
あんこうって?
東のあんこう
どどーん!!
まずは原料のあんこうから。
日本で『あんこう』と言ったら、このキアンコウの事を指します。
大きくなると、全長1.5m、重さは30kg近くになります。
食いしん坊で、胃袋からカモメなんかが出てくることもあります!
一般的にはあんこう鍋が有名でしょうか?
西のふぐ鍋、東のあんこう鍋といわれる程に絶品です。
▼あんこうの詳しい記事はコチラ▼
あんこうの肝が凄い
あんこうが冬の名物と言わしめている理由がこれ!
そう、あん肝です。
肝だけで流通するほど需要が高く、国産のもので需要がまかなえなくなると、肝だけをアメリカや中国から輸入されます。
別名、海のフォアグラ。
魚の肝とは思えない、脂の乗った濃厚な旨味を楽しむことができます。
あんこうのともあえ、とは
作り方と味
そもそも、あんこうとともあえって何なのや!?って方が殆どですよね( 汗 )
あんこうのともあえは、茹でたアンコウの身と肝を味噌で合えた郷土料理です。
作り方としては、
~相馬版、あんこうのともあえの作り方~
①あんこうの身と肝を茹でる。
②茹でた身を骨から取り外す(ヤケド注意です)
③肝を煎り、溶かしてから身を入れる。
④味噌と砂糖を加えて混ぜる。
⑤一晩冷蔵庫で寝かせて完成!!
レシピとしてはこんな感じです。(ざっくりですいません汗)
あん肝の深い旨みと味噌がやけにマッチして、癖になってしまうんです。
酒のアテはもちろん、ご飯にのっけても美味しくお召し上がりいただけますよ。
酒にあう!
ご飯はもちろんなのですが、なんと言っても、お酒に合います。
お勧めは麦焼酎や、日本酒です。
赤ワインも個人的にはおススメですよ。
あんこうのともあえ分布図
一言にあんこうのともあえ、と言っても地方によって調理法や味付けが違います。
まとめ
あんこうのともあえ、美味しそうでしょう^^?
お魚好き&お酒好きには絶対的にお勧めな珍味です。
相馬の作り方で作っている商品は、弊社で取り扱っているので宜しければ覗いてみて下さい。
水産加工会社の2代目/フードコーディネーター
震災後の2014年に東京からUターンしてお魚屋さんになりました。 お魚の雑学や、お魚を使ったレシピ等、「魚」にまつわるコンテンツを日々発信中!